ボイラーなどに採用されるマルチサイクロン - アルカリ洗浄液の性質・配合成分・使用用途

ボイラーなどに採用されるマルチサイクロン

マルチサイクロンとはサイクロンの集合体を意味していて具体的には小さなサイクロンという装置を機械室にたくさん取り付けて集塵効果を高めていく機械式の集塵装置のことです。
原理はシンプルで旋回する空気の流れを筒の中に発生させてダストなどを取り除きます。

マルチサイクロンを理解するために必要な基礎知識をわかりやすく紹介します。

セルと呼ばれる筒は、硬さがある鋳物でできているものです。
セルを取り付ける数を増やすことによって集塵する効率を高めることが可能なので公害を防止するための環境機器として石炭を燃焼させるボイラーや地方自治体が運営する焼却炉などに設置されています。電気で集塵する装置と比較するとマルチサイクロンは値段が安く抑えられメンテナンスのための作業も手間がかからないというのがメリットです。
そのため排出規制の数値が比較的緩やかなケースではマルチサイクロンが取り入れられていることが少なくありません。



地方自治体が運営する焼却炉に実際に取り付けられたマルチサイクロンの集塵装置は排出値が規制値以内に収まっていてメンテナンスに手間がかからず、連続して運転ができ、集められたダストを回収しやすいなど評判が良いです。
排ガスの中に含まれるダストの粒子のサイズが大きい程集塵する効率が高まるという特性があります。ですので石炭を燃焼させる小型から中型のボイラーのプラントの他に木屑を燃焼させるボイラーのプラントにも取り入れられていることが多いです。

中でも最近公害問題が問題化し始めている東南アジアの地域の合板工場の木屑を燃焼させるボイラーのプラントには初めからマルチサイクロンの集塵装置が装備されたものを輸出しています。